セルビア、冬に向けたガス備蓄を確保 3分の2はロシアから欧州最安値で購入

セルビアの国営ガス企業「セルビアガス」のドゥシャン・バヤトヴィチ社長は、セルビアは今年の暖房シーズンに向けたガス備蓄をほぼ完全に確保しており、必要なガスの3分の2はロシアから、最安値で輸入し、残りは市場で買い付けていると述べた。
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テレビ局Prvaに出演したバヤトヴィチ氏は、「我々のガス価格は、セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領との間で合意された、欧州でもっとも安い価格である」と明かした。
バヤトヴィチ氏によれば、現在のガスの備蓄量は、2021年の消費量のレベルにあるという。
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またセルビアはガスの購入において、1000立方メートルあたり900ドル以上支払ったこと は一度もないとも指摘した。
バヤトヴィチ氏は、現在のロシア産のガスの価格は、原油換算で1000立方メートルあたり368ドルとなっていると明らかにした上で、「この価格は、今年第4四半期には420ドル、2023年の第1四半期には430ドルとなるが、原油価格の高騰がなければ、その後は388ドルになる」と述べた。
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