ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ人約4700人、英国で戦闘訓練受ける

英テレビ・スカイニュースは、イングランド北部、南西部、南東部の軍事基地で6月からウクライナ兵およそ4700人が戦闘訓練を受けたと報じた。戦闘訓練は6月に始まった。
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スカイニュースが英国防省を引用して報じたところによると、英国は、潜在的に「数万人のウクライナ市民を最前線の兵士に変える」ために、ウクライナ兵のための戦闘訓練コースを3週間から5週間に拡大することを決定した。
英国のウォレス国防相は「間もなく活発な敵対行為に参加するウクライナ兵に可能な限り最良の訓練を提供するために、我われは現在、(訓練プログラムを)5週間まで延長している」と述べた。スカイニュースが報じた。
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ウクライナ人の訓練には、カナダ、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、リトアニア、スウェーデン、オランダ、ニュージーランドのさらに8か国のインストラクターが参加しているという。
スカイニュースによると主な訓練プログラムは、英国歩兵部隊の基本的な訓練に基づいており、これには武器の使い方、戦場での応急処置、戦術動作やパトロール戦術が含まれている。
スカイニュースは、訓練プログラムの拡大によってより高度な訓練が可能になると指摘している。特に、2週間の延長で、塹壕戦や市街戦、車両での作戦実施、模擬戦闘演習などが可能になるという。
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ロシアのプーチン大統領は、2022年2月24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
ロシア国防省は24日、ロシア軍はウクライナの都市に砲撃や空爆を行っておらず、軍事インフラを精密兵器で攻撃していると発表した。 同省は、「ウクライナ軍の軍事インフラ、防空施設、軍事飛行場、ウクライナ陸軍航空隊が高度な精密兵器で使用不能となっている」と発表。 また同省は、一般市民を全く脅かしていないと断言した。
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