アルバニア、政府へのサイバー攻撃でイランと国交断絶

南欧のアルバニアは7日、政府サイトへサイバー攻撃を行ったなどとして、イランと外交関係を断絶すると発表した。現地メディア「Albania Daily News」がアルバニアのエディ・ラム首相の話として伝えている。
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「Albania Daily News」によると、アルバニア側はすでにこの決定について公式にイラン側に通達。駐在するイランの外交官や行政職員は24時間以内に国外に退去するよう求められている。
7月15日、アルバニア政府サイトを標的にしたサイバー攻撃があった。攻撃は公共サービスの麻痺や国が管理する情報の流出を狙ったものとみられるが、アルバニア側は「大きな損失はなかった」としている。アルバニアはイランがこのサイバー攻撃のために4つのハッカー集団に資金提供していたとみており、今回の決定に踏み込んだ。
IT・科学
日本政府サイトにサイバー攻撃 ハッカー集団「Killnet」が犯行声明
サイバー攻撃をめぐっては6日、日本政府サイトやSNS「Mixi」などが一時つながりにくい状態となり、親ロシア派を自称するハッカー集団「Killnet(キルネット)」が犯行声明を出していた。7日には新たに東京メトロ、大阪メトロの公式サイトを攻撃したと宣言している。
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