報道によると、マスク氏は取引を担当した銀行家とのやり取りの中で、「世界が第三次世界大戦に近づいているのであれば、この取引は意味を持たない」と指摘し、これに関連して、「数日間少しブレーキ」をかけて、プーチン大統領の演説を待つことを提案したという。ツイッター社の弁護士は、マスク氏のこれらの発言について、マスク氏がツイッター買収を撤回したのは同氏が個人資産について心配したからであり、ツイッターが契約上の義務を順守しなかったからではないことを証明していると指摘している。マスク氏は4月25日、ツイッター社を約440億ドル(約5兆5000億円相当)で買収することで合意した。買収は年内に完了する予定だったが、マスク氏は7月9日、ツイッターが契約上の義務を順守していないとして、買収を撤回した。関連記事