ザポロジエ原発の安全性を巡る状況

「誰がザポリージャ原発を砲撃しているのか確認する方法がない?本気なのか?」露ザハロワ報道官がIAEAの報告書にコメント

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、国際原子力発電所(IAEA)が提出したザポリージャ原子力発電所の報告書について、IAEAにはザポリージャ原発への砲撃に関するデータを利用する機会があるはずだが、それが何らかの理由で行われていないとのコメントを発表した。
この記事をSputnikで読む
「このエリアは紛争地域であり、あらゆる方向から撮影された衛星データもある。もっと言えば、ウクライナ軍は米国人、米国防総省、欧米人と攻撃の座標を調整していることが最近明らかになった。つまり、すべてのデータを交換しているということだ。この状況で、誰がどちらの側から砲撃しているのかを確認する方法がないと言えるのか。(中略)こんなことがあるのだろうか?本気で言っているのか?(状況を)認識したくないのであれば、見なくてもいいだろう」
ザポロジエ原発の安全性を巡る状況
ロシア国防省 ウクライナ政府がザポリージャ原発で挑発行為を試みたと非難
IAEAの報告書では、原発周辺に保護区域を設けるよう全当事者の合意が必要とだと指摘されているが、原発がウクライナ側から砲撃を受けているとの情報は記載されていなかった。
また、ザハロワ氏は、欧米諸国がIAEAの調査団に圧力をかけ続けていると指摘した。
「欧米諸国が(IAEAに)圧力をかけ続けていて、それをやめようとしていないのは明らかだ」
関連ニュース
ザポリージャ原発への攻撃続く、原発周辺に安全地帯の設置を近く当事国に提案=IAEA
コメント