通園バスに女児を置き去りにして死亡させた川崎幼稚園の保護者説明会、怒号相次ぐ

日本時間の7日午後、園児置き去り死事件が起きた静岡県牧之原市の川崎幼稚園で初めて記者会見が行われた。会見の中で増田園長は亡くなった河本千奈ちゃん(3)の名前を何度も間違える場面があった。日本のメディアが報じた。
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記者会見に先立ち、午前中には保護者向けの説明会が行われた。保護者会では、幼稚園側から安全管理に関する説明などが行われた一方、保護者側からは園の姿勢を非難する声が上がった。
この説明会では、出席していた保護者と園の職員合わせて13人が体調不良を訴え、救急搬送された。過呼吸の症状などがあったという。
記者会見の質疑応答で、園児を降ろす際、人数を確認しなかった点を問われた増田園長は、送迎に「不慣れだった」と釈明した。また、バスの中で千奈ちゃんの水筒が空っぽだったという情報をうけ、それについてどのように感じるかとの質問に対しては、「あの暑い中、よくあの中にいて、本当にかわいそう」と回答した。さらに、質問する記者にいらだちを見せる様子や、質問に笑い出す様子などがあり、批判が広まっている。
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