これまでに南クリル諸島のクナシル島(国後島)で行方不明者とみられる男女それぞれ1人の遺体、サハリン島南部で日本人とみられる遺体が発見され、ロシアと日本は遺体の引き渡しについて合意していた。海上保安庁の巡視船「つがる」が8日、小樽港を出港した。「つがる」は9日にもサハリンのコルサコフ港に到着して3人の遺体の引き渡しを受け、10日に小樽港に戻る見込み。この事故では15人が死亡、いまだに11人が行方不明となっている。