「北朝鮮による核・ミサイル開発は我が国および国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認することはできません。政府は引き続き、必要な情報収集、分析、警戒管制に全力を挙げていくとともに、北朝鮮の完全な非核化に向けて日米韓間の緊密な連携をしていく構えです」
北朝鮮の金正恩総書記は7日、首都平壌で開催の第14回最高人民会議で演説に立ったなかで、仮に百年の制裁が待っていようとも、米国が北朝鮮の体制転覆を目指している以上、核兵器は放棄しないと表明していた。
北朝鮮では核兵器に関する決定権は金正恩総書記1人に集中しており、同氏を長とする司令部が攻撃を受ける事態となれば、直ちに核兵器による報復が行われる仕組みになっている。