米シンクタンク・ブルッキングス研究所主催のオンライン討議で、アデイモ氏は「ロシアは上限価格以下では石油を売らないと脅すかもしれないが、石油の輸出拒否を前提とした経済政策では意味がない。石油の上限価格設定は、上限価格以下で石油の輸出を継続する明確なインセンティブを(ロシアに)与えるものだ」と語った。
ロシア産石油の上限価格の水準はまだ確立されていない。ブルームバーグの報道によると、40〜60ドルという数字が議論されているという。米財務省は、価格設定は上限価格の適用に同意した国々によって設定されるとの指針を示した。
関連ニュース