西側のロシア市場撤退後のニッチを占めろ モスクワで環境技術展のEcwaExpoとWasteEcoExpoが開幕

9月13日、モスクワで環境分野の国際技術展示会 EcwaExpoとWasteEcoExpoが開幕した。これにはロシアのほか、中国など、ロシアとの協力を望む諸外国から200以上の参加者が集まり、西側記号のロシア市場撤退後のニッチを迅速に埋めるべく、自社の開発、製品を紹介している。
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EcwaExpo 展では産業用水処理、下水道、浄水、廃水処理、汚水処理用のそれぞれの設備やガス精製複合体が展示された。
WasteEcoExpo 展では、ごみ収集から埋立処分場までゴミ処理の全段階で使われる設備や、空気、水、汚染地域を洗浄のメカニズム、グリーン技術が紹介されている。
ウクライナでの露特別軍事作戦
外国企業のロシア撤退は誰の益にもならない 露財務相
展覧会の開会式でロシア産業技術省のヴィクトル・エフトゥホフ次官は、「(展覧会の)重要性は計り知れない。ここは合理的な自然利用、廃棄物管理、水供給、水処理などの開発における新しいトレンドや新技術を発表でき、目にすることができるプラットフォームでもある。これは今、我が国の生態系の発展に最大限効果的に取り組むために、必要なすべてだ。生態系の発展はロシア経済の発展と切り離すことはできない」と述べた。
エフトゥホフ産業技術次官は、こうした場では新たな達成を披露するだけでなく、ロシアが環境面で独立を達成するためのソリューションの新たなアプローチを見つけることができると指摘した。
EcwaExpo とWasteEcoExpoの開催は15日まで。
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシア撤退外国企業、20万人以上を雇用
これより前、ロシア安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長は、外国企業のロシア市場撤退は事業とは一切関係がなく、完全に政治によるものと断言していた。
ロシアは2月24日、ウクライナで軍事作戦を開始した。プーチン大統領は、その作戦の目的を「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと述べた。プーチン大統領は、この目的のために「ウクライナの非軍事化と非ナチ化」を計画していると語った。米国および西側諸国はロシアの大手銀行および一連の組織に対して制裁発動を宣言。この後、多くの国際企業がロシアにおける事業活動を一時停止を宣言した。
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