レズニコフ国防相は声明で次のように述べている。
「我々はウクライナの平和を助けようとする様々な試みを信じないことを覚えた。2014年には我々のパートナーによるそうした試みはあったが、残念ながら、これまでのそうした手段や合意はきちんと動いていない」
レズニコフ国防相によると、最たる例はウクライナから世界第3位の核兵器大国の地位を奪った一方、結果的に安全保障を供与しなかった1994年の「ブダペスト覚書」だという。ウクライナはこれ以上どんな話し合いも非公式のプロトコルも、安全保障を確約する文書なしには信じないとしている。
「パートナー国がウクライナの安全を確約する新しい世界の安全保障構造を創るという、我々が信じられる条件でのみ、文書に署名する可能性はある。それは多国間の協定になるだろう」
これまでにウォロディミル・ゼレンスキー宇大統領は、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟が最も良い安全保障上の担保(ギャランティ)であるとし、この道を諦めていないと表明していた。
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