現地時間14日の午前7時15分(日本時間午前11時15分)頃、タジキスタン・キルギス国境地帯のタジキスタンのケフ国境検問所で銃撃戦が発生した。
タジキスタン国家保安庁のプレスセンターの発表によると、キルギス国境警備隊がタジキスタン国境検問所に向かって迫撃砲、機関銃などの銃器を理由もなく発砲した。同庁によると、タジキスタン国境警備隊は応戦したという。
同庁はスプートニクに対し、両国の国境での銃撃は停止したが、状況は依然として緊迫していると語った。
タジキスタンとキルギスの国境の長さは980キロを超え、ソ連崩壊後に数十箇所にのぼる係争地が発生した。また、現地では国境付近の住民や国境警備隊の間で争いや対立が起きている地域が存在する。