上海協力機構首脳会議に伴い、いくつかの二か国間首脳会議も行われる。15日にはロシアのプーチン大統領との会談も予定。ロシアのユーリー・ウシャコフ大統領補佐官は、同会談は「特別な意義をもち」「かねてから期待されていた対面交流」であるとコメント。プーチン大統領と習近平主席の対面会談はこれで2回目となる。前回は今年2月に冬季五輪北京大会の開会式にプーチン大統領が出席した際に行われた。
上海協力機構にはインド、カザフスタン、キルギス共和国、中国、パキスタン、ロシア、タジキスタン、ウズベキスタンが加盟。オブザーバーとしてアフガニスタン、ベラルーシ、イラン、モンゴルが参加。またパートナー国としてアゼルバイジャン、アルメニア、カンボジア、ネパール、トルコ、スリランカも名を連ねている。今回ウズベキスタンのサマルカンドで開催される首脳会議では、イラン加盟手続きの完了、またエジプト、カタール、サウジアラビアが対話パートナーとなることが予定されている。さらにベラルーシの正式メンバーとしての同機構加盟が検討される。