イラン、上海協力機構の正式加盟国へ 広がる枠組み

© POOL / メディアバンクへ移行イラン大統領のライシ師
イラン大統領のライシ師 - Sputnik 日本, 1920, 14.09.2022
サイン
イランは2023年インドで開かれる上海協力機構(SCO)サミットに正式な加盟国として参加する。13日、ロシア大統領補佐官のユーリ・ウシャコフ氏が明らかにした。イランは今月15、16日にウズベキスタンで開催されるSCOサミットにオブザーバーとして参加し、正式加盟に向けた文書の調印がなされる見込み。
ウシャコフ氏は次のように述べている。

「イランが正式加盟国になるために必要な条件に関する覚書の署名が行われる。つまり、そうした条件を満たせば、イランが来年インドで開かれる次期サミットから正式加盟国として参加することになる。8大国ではなく、9大国になるのだ」

イランはこれまでに、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカから成るBRICSにも加盟を申請していた。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領 - Sputnik 日本, 1920, 29.08.2022
一極集中の世界は廃れ、各国の主権に基づくモデルが取って代わる=プーチン氏
SCOは2001年に中国・上海で創設された多国間協力枠組み。現在の加盟国はインド、カザフスタン、中国、キルギス、ロシア、タジキスタン、パキスタン、ウズベキスタンの8カ国。このほか、アフガニスタン、イラン、ベラルーシ、イラン、モンゴルがオブザーバーとして、アゼルバイジャン、アルメニア、カンボジア、ネパール、トルコ、スリランカもパートナー国として参加している。
イランの正式加盟に向けた動きは2021年サミットから始まっているほか、ベラルーシも今年、正式に加盟申請を申請した。エジプトやカタール、サウジアラビアをパートナー国として受け入れる方向で対話が進むなど、SCOはアジア・ユーラシア大陸全体に広まっている。
関連ニュース
ロシアと中国の接近を懸念=米ホワイトハウス報道官
中立国と見せかけながら、密かに親ロシア的立場に移行するインド
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала