平良さんは1921年に沖縄で生まれ、戦後は民芸運動の指導者である外村吉之助氏から織物について学んだ。その後沖縄に帰り、戦争で途絶えた状態になっていた「芭蕉布」の復興に力を尽くした。平良さんが持つ技術と高い芸術性が評価され、2000年には国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。平良さんは13日に自宅で亡くなっているのが見つかったという。琉球新報によると、16日に告別式が営まれる。関連ニュース