フッカー氏は、北朝鮮が今年すでに記録的な数のミサイル発射実験を実施し、7回目となる新たな核実験を行う準備をしていることに言及した。北朝鮮が過去1年間に2つのウラン濃縮及びプルトニウム抽出施設を再稼働したのには理由があった。フッカー氏は、国連安全保障理事会はなぜ北朝鮮に対して厳しい制裁で抑止効果を与えようとさえしていないのかと疑問を呈している。またフッカー氏は、長年かけて有効性が実証されている「力による平和」の概念も、北朝鮮の核への野望を抑止するのに役立つとの考えを示している。
「スプートニク」は先に、北朝鮮が核ドクトリンを発表したことをめぐり、その多くは米国との協議が決裂したことの結果だと報じた。
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