15日、サマルカンド(ウズベキスタン)で開催された上海条約機構の首脳会議で、中国の習主席とロシアのプーチン大統領が会談し、中ロ関係や国際問題、地域問題について意見交換を行った。 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、両国は「国際情勢の評価が完全に一致しており、相違はない」と指摘している。ロシア大統領補佐官のユーリ・ウシャコフ氏も、会談は良い雰囲気の中で行われ、主要な問題に言及することができたと強調した。
林外相は16日の記者会見で、この会談では、「我が国と地域が関心を払っている地域情勢などが取り上げられたと承知している」と述べた。
そのうえで林氏は、この会談に関する論評は控えたいが、「今回の会談を受けた中ロ関係の進展について注意深く見極めていく必要がある」と述べ、今後の中ロ関係を注視していくとの考えを示した。