2002年9月17日、北朝鮮の平壌で小泉純一郎首相(当時)と北朝鮮の金正日総書記が同宣言に調印した。この共同宣言には、両国関係の正常化の開始などが盛り込まれている。
宋大使は、日朝平壌宣言から17日に20年を迎えるにあたって談話を発表した。同氏はその談話で、日本は北朝鮮が発展する権利を無視する目的で宣言を反故にし、さまざまな制裁を通じて二国間関係を対立のレベルにまで悪化させたと指摘している。
最後に同氏は、「こんにちの朝日関係の形勢が今後、どんな方向へ進むのかは全的(全体的)に日本政府の態度いかんにかかっている」と締めくくっている。
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