「IAEA理事会でウクライナ問題に関する反ロシア決議の採決を欧米諸国が押し通した。この決議のアキレス腱は、世界の原子力安全と核の安全保障の見地から重要な問題であるザポリージャ原発への組織的砲撃について一言も言及していないことである。理由は簡単だ。砲撃は欧米諸国からあらゆる面で支援され、擁護されているウクライナによって行われているからだ」IAEAのロシア常任代表部の表した声明にはこう書かれている。
これに先立ち、35カ国で構成されるIAEAの理事会は、ロシア連邦に対し「ザポリージャ原発に対する行為、および同原発内での行為」の停止を求める決議を採択している 。
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