ロイター通信はライオンズ会長の発言を次のように紹介している。
「IOCがロシア人選手を復帰させて良いかということについて考えていることを私たちは知っている。彼らはこの件について情報収集するため、あらゆる関係組織との連携を開始した。思うに我々はみな、どこかのタイミングで感じている。それぞれのスポーツ選手はそれがいかなる国家の政策や、世界各地で起こっている緊張であれ、そうしたことの犠牲になるべきではない。思うに、ロシアに暮らすスポーツ選手の復帰と競技参加再開を願う気持ちは否応なく生まれるだろう。しかし、その期日や、それがどのような形になるのかについてはまだ検討する必要がある」
IOCのマーク・アダムス広報部長は9月8日、IOCがロシアに発動した制裁は引き続き効力を持っていると表明していた。
2022年2月末、多くの国際スポーツ組織がIOCの進言を待たずにロシア人の参加を拒否し始めた。スポーツ競技の大半でロシア人選手は完全な参加拒否を受けている。
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