同紙によると、現在、英国には孔子学院の30の支部がある。孔子学院は、英国人に中国語、文化、ビジネスマナーを教えている。ガーディアンの著者は、最近まで英国の保守的な政府が、北京が支援する教育プログラムに対して前向きな姿勢を持っていたと指摘している。
しかし、英国のリズ・トラス首相の中国に対する態度は悪化し続けており、中国語を研究して教えるプロジェクトが精査されているのはそのためだ。英国当局はそれを、台湾の教師が参加する代替教育プログラムに置き換えるつもりだ。交渉がすでに進行中であるという。
8月、トラス首相は、同氏が首相に選出された場合、中国が英国の安全保障に対する脅威であると宣言されると支持者に約束した。当時、中国は「英国の利益にとって最も重要な地政学的要因」と定義されていたという。
9月5日、英国で実施された保守党の党首選挙で外相のリズ・トラス氏が選出された。トラス氏は6日、英国首相に就任する。保守党党首選でトラス氏は8万1300票を集め、この結果、6万0400票を獲得したスナク前財務相を追い抜き、勝利を手にした。
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