ルガンスク人民共和国の諮問・協議機関は、ロシアの構成主体になることは、共和国を危険から守り、平和な生活に戻る道において新たな可能性を開くと強調した。
ルガンスク人民共和国の諮問・協議機関の声明では、ウクライナの民族主義者はすべてのレッドライン(越えてはならない一線)を越えたが、挑発行為はルガンスク人民共和国の人々を団結させ、人々の意志と信念を強めたにすぎないと指摘されている。
またルガンスク人民共和国の諮問・協議機関は、ロシアの構成主体となることに関する住民投票を実施するという案をルガンスク人民共和国の住民が全面的に支持するとの確信を示している。
へルソン州行政当局の副責任者キリル・ストレモウソフ氏は、へルソン州の住民は同地域がロシアの構成主体になる保証を得るために、できるだけ早く住民投票を実施することを望んでいると述べた。
2月中旬、ルガンスク人民共和国とドネツク人民共和国の指導者たちは、共和国の独立を承認するようロシアに求めた。ロシアのプーチン大統領は2月21日、両共和国の独立を承認する大統領令に署名した。へルソン州およびザポリージャ(ザポロジエ)州でも、ロシアの一部になりたいという願望が表明された。ロシアのぺスコフ大統領報道官は、ロシアの構成主体になることに関する住民投票の可能性は、その地域の住民の計画であり、ロシアの計画ではないと強調した。
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