台風14号 全国で被害が拡大 2人死亡、1人行方不明

大型で強い台風14号は、20日午前4時すぎ、新潟市付近に上陸した。今後は新潟県や東北に加え、関東や東海などでも雨や風が強まり荒れた天気が続く見込み。またNHKのまとめによると、全国で2人が死亡、1人が行方不明となっているほか、負傷者の数は全国で少なくとも122人に増加した。
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宮崎県三股町では19日、土砂崩れに巻き込まれたとされる40代の男性が意識不明の状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。
また宮崎県都城市では、農地に車が取り残されているのを消防団員が発見。60代の男性1人が見つかり、その場で死亡が確認された。
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「過去最強クラス」の台風14号 日本各地に被害もたらす
広島県廿日市市では、80代の男性が行方不明となっている。水路に転落した可能性があるとみられ、捜査が行われている。
NHKが被害状況をまとめたところによると、20日午前6時時点での負傷者の数は、宮崎県で23人、鹿児島県で12人、福岡県で12人、兵庫県で10人、長崎県で9人、熊本県で8人、高知県で7人、大分県で7人、徳島県で7人など、全国で少なくとも122人に増加した。
台風は20日昼前にかけて、東北を北東へ進む見込みで、東北に加え、関東や東海、北海道などでも断続的に雨や風が強まり、荒れた天気が続く見通し。
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