記事によれば、今週、トラス氏は、首相就任後初となる外国訪問で、世界の首脳らに対し、英国の来年のウクライナへの支援額が、2022年にロシアに対する軍事行動に向け提供された23億ポンドと同等かそれ以上になることを明らかにするとのこと。
19日にロンドンで執り行われたエリザベス女王の国葬で、多くの首脳らと顔を合わせたトラス首相は、20日、米ニューヨークを訪問し、ウクライナに対する長期支援を表明する。米国訪問中、トラス首相は、ジョー・バイデン米大統領と二者会談を実施するほか、20日には、フランスのエマニュエル・マクロン大統領とも会談する。
英国は8月末、ウクライナにおけるロシアの特別作戦が開始されて以降、ウクライナ政府に対し、23億ポンドを拠出したことを明らかにしている。
またボリス・ジョンソン前首相がすでに8月に、ウクライナへの新たな支援策を発表。ミサイルシステム、超小型偵察ドローン「ブラックホーネット」80機、その他の偵察機2000機を含む5400万ポンド(およそ90億円)の軍事支援を行うとした。
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