岸田首相「国民の声に耳を傾け、結果を出したい」 内閣支持率低下について

日本の各メディアが実施した世論調査で内閣支持率が低下したことを受け、岸田文雄首相は、国民の声に丁寧に耳を傾けながら真摯に課題に向き合い、結果を出していきたいと強調した。NHKなどが報じた。
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岸田首相は、国連総会出席に向け米ニューヨークへ出発する際、記者団の取材に応じた。
NHKの報道によると、岸田首相は、各メディアによる世論調査で内閣支持率が下落していることについて「世論調査の結果については一喜一憂しないというのは、従来申し上げているとおりだ」と述べた。
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一方、「国民の声には丁寧に耳を傾けていかなければならないとも思っている」とし、「具体的な課題に向けて一つ一つ結果を出すことが重要であり、これからも一つ一つの課題に真摯に向き合っていきたい」と強調した。
毎日新聞は17、18日に全国世論調査を実施。岸田首相率いる内閣支持率は29%にまで落ち込んだ。支持率が30%を切るのは、2021年10月の政権発足以降初めて。同紙の指摘によると、内閣支持率の低下は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題や安倍晋三元首相の国葬の実施が影響している。
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