岸田首相、金総書記と前提条件抜きで会談する用意を国連総会で表明

日本の岸田文雄首相はニューヨークで開かれている国連総会の一般討論演説の中で、北朝鮮の金正恩総書記と前提条件抜きで会談する用意を表明した。
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岸田首相は一般討論演説の中で、北朝鮮情勢について言及した。岸田氏は小泉純一郎元首相と金正日総書記の日朝首脳会談から20年が経ったことを踏まえ、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決する日本側の方針に変わりはないと強調した。日本は双方が関心を持つ問題を議論する用意があると強調し、首相個人としては金正恩総書記と前提条件抜きで会談する用意があると指摘した。その上で、一切のチャンスを逃すことなく、あらゆる努力を費やす用意があると表明した。
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岸田首相は日本を襲った大型台風の影響でニューヨークに1日遅れで到着した。滞在先では複数の首脳会談を予定している。首相のニューヨーク滞在は9月22日まで。
ニューヨークで開かれている第77回国連総会は20日から26日の日程で開催されている。
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