ショイグ氏によると、現在、接触線は1000キロメートル以上に及んでいる。同氏は、「当然ながら、後方は確保しなければならないし、この領土をコントロールしなければならない。部分的な動員はまず、まさにこのために行われる」と説明した。
ショイグ氏は、召集された全ての者は、はじめに必要な訓練を受け、その後任務に就くことになると明らかにした。同氏によると、ロシアでの部分動員では、総計約30万人の予備役が召集される予定。これは総動員の場合だと約2500万人だが、部分動員はその約1%にあたる。
また、動員されるのは、軍務経験者、軍事分野において専門性を持つ者、戦闘経験者。ショイグ氏は、「動員されるのは、軍隊を見たことも、軍隊について聞いたこともない人たちではない」と指摘した。
ショイグ氏は、大学で学ぶ学生を動員することは、いかなる場合にも行われないし、今後も行われることはないと述べた。また、現在兵役に就いている者は、動員されたり、特別作戦が実施されている地域に送られたりすることはない。