バングラデシュ裁判所 邦人殺害の4人に極刑

2015年にバングラデシュで日本人男性が射殺された事件で、同国の上級裁判所は21日、4人の被告に対して死刑を言い渡した。バングラデシュの「bdNews」などが伝えている。
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「bdNews」などによると、被告らは現地のイスラム過激化組織「新ジャマトゥルムジャヒディン・バングラデシュ(新JMB)」の構成員。一審では5人に死刑が宣告されたが、そのうち1人は今回逆転無罪の判決となった。
殺害された星邦夫さん=当時(66)は北部ランプルで農業支援に取り組んでいたが、2015年10月に畑に向かっていたところ、バイクに乗った覆面の男らに撃たれて死亡した。
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星さん殺害の一週間前にはイタリア人が首都ダッカで殺害される事件が起きており、当時のバングラデシュ国内の外国人への攻撃は国際的な注目を集めた。新JMBはシリアを拠点とする国際テロ組織「ダーイシュ(ISIS)」に忠誠を尽くしているとされるが、政府は国内の過激派組織の存在を否定しているという。
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