ヤロバヤ氏によると、委員会は、ウクライナの軍人に対して実験が行われたことや、「ウクライナにおけるまさに生物兵器の構成要素に関する作業システム全体」を確認する事実を発見した。ロシア下院広報室が発表した。ヤロバヤ氏は「これは、誰が、どのようにしてこの間ずっとウクライナの軍人に向精神性薬を服用させていたのか、彼らを民間人に対しておぞましく血なまぐさい犯罪を犯す殺人マニアに変えたのかについての答えを与える」と述べた。
ヤロバヤ氏はまた、ウクライナ国防省の組織に衛生・疫学部が設けられたと述べ、これは米国の声明で確認されたと指摘した。米国はウクライナの要請を受けて感染症の発生を検出、診断、またそれに対応する部門の能力を支援するためのトレーニングや機器を提供したという。ヤロバヤ氏によると、ウクライナの軍人の血液中から西ナイル熱(ウエストナイル熱)やネフローゼ症候群の病原体との接触を物語るマーカーが検出された。
ロシア連邦議会は先に、ウクライナにおける米国の生物学研究所の活動調査に関する議会委員会の設立に関する決議を採択した。上下両院それぞれ14人の議員が委員会のメンバーとなった。委員会の作業結果は、必要なすべての証拠を含む報告書としてまとめられ、ロシア大統領、政府、国際機関へ送られる見込み。報告書は、2023年3月に公表される予定。
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