ホワイトハウスから持ち帰った文書はすべて事前に機密解除していた=トランプ氏

トランプ前米大統領は、ホワイトハウスからフロリダ州にある邸宅「マー・ア・ラゴ」に持ち帰ったすべての文書は、自身が大統領だったときに機密指定を解除したと主張している。トランプ氏はFOXニュースのインタビューで、大統領は「それについて考えただけ」で、これを行うことができると述べた。
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プロセスは一切ないはずだ。私が理解する限りでは... あなたが米大統領であるならば、『これは機密解除された』と言うだけで何らかのものの機密指定を解除することができる。それについて考えただけでもだ」

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これに先立ち、米連邦捜査局(FBI)によるトランプ氏の邸宅の捜査をめぐり、事情に詳しいワシントンポスト紙の消息筋は、FBIが外国政府の核ポテンシャルをはじめとする軍事防衛を描写した書類を発見したことを明らかにした。
トランプ氏がフロリダに所有する邸宅「マー・ア・ラゴ」は8月初旬、司法文書の不法な使用、盗み、抹殺事件の一環でFBIによる家宅捜査を受けた。FBIは最高機密文書を含む、およそ100の機密文書を押収。トランプ氏はこれまで、自分が核兵器に関する機密文書を所持しているという情報は事実に反していると主張していた。
ニューヨークタイムズは8月下旬、トランプ氏が「マー・ア・ラゴ」に保管していた機密文書は300件を超えることが明らかになったと報じた。
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