「双方(スプートニク編集部:ラブロフ露外相とグテーレス国連事務総長)は、黒海の港からのウクライナ産食品の輸出と、ロシアの農産物および肥料の自由な輸出に関するイスタンブール合意の実施について議論した。双方は、そのパッケージの性質と完全な実施を保証する必要性を確認した」ロシア外務省はこう発表している。
また、ラブロフ外相とグテーレス国連事務総長は会談で、ロシアと国連の協力関係に関する幅広い問題、国連と事務局の効率向上ための具体的な取り組みについて議論したと記されている。ロシア外務省は声明で、「国連は世界的な組織の中心的調整役を維持し、その活動は憲章に規定された目標と原則に厳格に基づき、すべての加盟国の主権の平等が守られねばならないという双方の取り組みが確認された」と述べている。
国連事務局のウェブサイトによると、ロシアのラブロフ外相と国連のグテーレス事務総長は、ザポリージャ原発の状況や、50人が死亡、70人以上が負傷した、ドネツク人民共和国のイェレノフカの拘留所への攻撃に関する捜査についても触れている。
トルコのフルシ・アカル国防大臣はイスタンブールでロシア、ウクライナ、トルコ、国連の参加で取り決められたウクライナ産の穀物輸送のモデルがエネルギー危機の解決になりうると指摘している。
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