ドネツク人民共和国の自警団 - Sputnik 日本, 1920, 31.01.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシアは2022年2月24日、ウクライナで軍事作戦を開始した。プーチン大統領は、その作戦の目的を「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと述べた。プーチン大統領は、この目的のために「ウクライナの非軍事化と非ナチ化」を計画していると語った。西側諸国は、特別作戦に関連して、ロシアに対する新たな厳しい制裁を発動した。

ロシアがウクライナに求めるのは降伏ではなく民間人の解放と抵抗の停止=露外相

© Sputnik / Ilya Pitalev / メディアバンクへ移行ラブロフ外相
ラブロフ外相 - Sputnik 日本, 1920, 02.05.2022
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ロシア側はあらゆる民間人の解放と抵抗の停止をウォロディミル・ゼレンスキー大統領に命令させることを作戦の課題としており、ウクライナ政府の体制転換は目指していない。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相がイタリアのテレビ局「メディアセット」の取材に応じた中で表明した。
インタビューの中で記者がゼレンスキー大統領の降伏を要求するか、それが平和条約の条件になるかと質問したのに対し、ラブロフ外相はこれを否定した。ラブロフ外相によると、ロシア側が目指しているのは民間人の解放と抵抗の停止だという。ロシア側はウクライナ政府の体制転換は目指していないとしたうえで、「これは米国の専売特許だ、彼らは世界中でこれに取り組んでいる」と付け加えた。
ロシア国防省のコナシェンコフ報道官(アーカイブ写真) - Sputnik 日本, 1920, 02.05.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
アゾフスタリ製鉄所から新たに80人を解放=ロシア国防省
ラブロフ外相によると、ロシア軍の目的はウクライナ東部における民間人の安全保障であり、ウクライナの軍事化とネオナチ化が脅威とならないことが重要だという。そしてウクライナがロシアの安全保障に対する脅威とならないことを保障することも重要だと付け加えた。
NATOのT-72戦車 - Sputnik 日本, 1920, 02.05.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
ポーランドがウクライナにT-72戦車232台を供与、米国に次いで2番目の軍事支援
またゼレンスキー大統領はロシアとの交渉を拒否しており、信頼に足る人物ではないと批判した。さらに、ウクライナの準軍事組織「アゾフ大隊」(ロシアで刑事訴追される)について言及した中では、米国とカナダがその訓練で主要な役割を担ったと発言した。ウクライナ軍にはアゾフ大隊の出身者が数多く活動しており、その極右思想は軍の隅々にまで広がっているという。
ウクライナ政府がアゾフスタリ製鉄所の戦闘員らを解放するよう要求している点については、籠城している戦闘員の間に西側の現役将校や傭兵が多数含まれていることと関連していると説明した。
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