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遺伝学者らが狙うマンモス復活 マンモスのDNAをアジアゾウに挿入でハイブリッド

バイオサイエンスのコロッサル社は、傷ついたり、失われてしまった地球の生態系を回復させるという壮大なプランをたてている。
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コロッサル社の科学実験を率いるジョージ・チャーチ教授は、現代の技術を使えば、マンモスの復活は可能だと考えている
遺伝学者らはツンドラで発見されたマンモスの遺体を使って、DNA分子のヌクレオチドの配列を見極め、そのマンモスの「DNA配列」をアジアゾウのDNAに挿入しようとしている。アジアゾウのDNA配列はマンモスと99.6%同一であるため、マンモスのハイブリッドを作ることができる。
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コロッサル社は、ハイブリッドのマンモスを北極圏に放ち、マンモスの生息数を回復すれば、気候変動対策に重要な役割を果たす北極圏の草原が復活できるのではないかと考えている。コロッサル社の技術は、絶滅の危機に瀕している動物種の保護にも活かすことができる。
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