ガーディアンによると、研究チームは日本の探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」で採取したサンプルを分析した。「はやぶさ2」は2014年に打ち上げられ、2020年に地球に帰還した。地球から3億キロ離れた「リュウグウ」で採取したサンプルから、1滴の液体の水が見つかった。
これまでの研究で、小惑星にアミノ酸と塩が存在することはすでに証明されている。このことから、大きな小惑星が地球と衝突したときにこれらの物質や水がもたらされた可能性があると結論付けることができるという。
2022年3月、「はやぶさ2」が「リュウグウ」からサンプルを持ち帰った。そのサンプルから、すべてのタンパク質に含まれ、地球上のすべての生命のもととなる有機化合物のアミノ酸が検出された。
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