ロシア外務省は声明の中で、EUが危機の調停に貢献する代わりに、戦闘行為を最大限長期化させているとした。これにより被害や犠牲者が拡大しているものの、「戦場での勝利」を掴み取ろうとしていると指摘した。また、一方的で不当な制裁により、ロシアを弱体化させようとしているとも記した。
これに対し、ロシア側は欧州や米国側からいかなる脅威があろうとも、ウクライナで展開する特殊軍事作戦の目的と課題を全て実現する決意に変わりはないとした。
ルガンスク人民共和国、ドネツク人民共和国、ウクライナ南部のザポリージャ州、ヘルソン州で実施されている、ロシア領への編入を問う住民投票について、これは国際法と住民の正当な権利を実現したものに他ならないと説明した。
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