マツダ、ロシアでの自動車生産終了を検討=メディア

日本の自動車大手「マツダ」が、ロシアでの生産終了に向けて提携する現地企業と協議に入った。日本経済新聞などが報じている。
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同紙によると、マツダは24日、ウラジオストクにあるロシアのメーカー「ソラーズ」との合弁工場で、マツダ車の生産を終了する方向で協議中であることを明かした。
ウクライナでの特別作戦によるサプライチェーンの混乱が長期化し、「グローバル化の拡大を前提とした生産網の見直しが急務になってきた」ため、ロシアでの生産終了を検討しているという。現時点では、販売や保守の終了は決定していないと同紙は指摘している。
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読売新聞は「ロシアへの非難が高まる中、企業イメージへの影響も考慮したとみられる」と記している
マツダは2012年から、ウラジオストクでSUV(スポーツ用多目的車)の「CX―5」などを現地向けに生産していた。
トヨタ自動車は23日、ロシアで15年にわたって稼働してきたサンクトペテルブルク郊外の工場を閉鎖し、自動車生産を中止することを決定した。
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