中国民間機「C919」 欧米各社に対抗できるか?

中国商用飛機 (Сomac) は自社製造の中距離機「С919」を世界をリードする米ボーイング「737 MAX」や仏エアバス「A320neo」の競合と位置付けて宣伝している。ブルームバークが報じた。
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ナローボディ型の中距離型民間航空機「С919」は、客席数156~190席。航続距離は標準型が4,075 km、長距離型は5,555 kmといわれている。製造は14年前に開始され、初の試験飛行は2017年に行われた。
Comacはすでに中国東方航空など国内の航空会社数社から数百機の注文を受けているという。今後、Comacが当初の計画を実現できるかは、本当に「C919」に世界市場においてボーイングやエアバスの機体と競争できる力があると認められるかによるだろう。
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日本でも三菱重工業が小型ジェット「三菱スペースジェット」の開発を進めてきたが、納入は再三延期され、現在は事実上の事業凍結となっている。2021年5月には累積損失の補填のため、1350億円の資本金を99.6%削り、5億円に減らしていた。
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