元CIAのスノーデン氏にロシア国籍 プーチン大統領が署名

元米中央情報局(CIA)職員のエドワード・スノーデン氏がロシア国籍を取得した。26日に公表された、プーチン大統領が署名した大統領令で明らかになった。
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大統領令には次のように記されている。

「ロシア連邦憲法第89条a項に基づき、次の者にロシア国籍を付与する:スノーデン・エドワード・ジョセフ、1983年6月21日、米国生まれ」

ロシア大統領府のペスコフ報道官によると、国籍付与はスノーデン氏自身の請願によるもの。
一方、スノーデン氏の弁護士によると、スノーデン氏は先日発表された部分動員の対象にはなっていないという。
スノーデン氏は2013年、英米の諜報機関の機密情報を欧米メディアに引き渡し、アメリカ国家安全保障局による国際監視網の実態を暴いた。その後、米国に対抗する活動をしないことを条件に、ロシアはスノーデン氏の一時的な亡命を認めていた。
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