北朝鮮・金正恩氏の娘が初めて姿をみせた? 韓国政府は「根拠なし」=聯合ニュース

韓国統一省は27日、北朝鮮の最高指導者・金正恩氏の娘が公式行事で初めて姿をあらわしたとする一部の海外メディアの報道について、根拠がなく事実確認ができないと発表した。韓国の聯合ニュースが伝えている。
この記事をSputnikで読む
英メディア「デイリー・メール」は先週、中国の専門家の話として、9月初旬に行われた北朝鮮建国記念日の祝賀行事で、金正恩氏の娘とされる金チュエ氏が公式行事に初めて登場したと報じていた。北朝鮮が公開した映像では、舞台上で歌や踊りを披露するチュエ氏とみられる少女がクローズアップされ、出演後には金正恩氏の妻・李雪主夫人が少女に近寄って話しかける様子が映っている。
聯合ニュースによると、韓国統一省は報道について「根拠や情報がなく、確認できていない」としている。また、「クローズアップされたり、李雪主と話をしたり、服装がほかの出演者と異なったりといった特異な面はあるものの、(娘だとすれば)このような形で公開するかどうかという疑問がある」としている。
金正恩には3人の子供がおり、今回姿をみせたとするチュエ氏は2013年生まれだとする説もある。だが、北朝鮮は公式発表しておらず、韓国政府も正確には把握していないという。
関連ニュース
米副大統領、南北非武装地帯を訪問へ
米の敵対行為で対立、北朝鮮が国連演説で非難
コメント