テレグラム(SNS)のメディア系アカウント「SHOT」によると、犯人はまず学校の警備員を撃ち、その後アレクサンドル君を見て撃った。弾丸はアレクサンドル君の右胸に命中。しかしアレクサンドル君は怪我を負ったにもかかわらず、校長のもとに走っていった。この行動によって学校全体が事件発生を知り、避難が始まった。
アレクサンドル君は怯えた子どもたちが教室を出るのを助けたという。その後、救助隊がアレクサンドル君を見つけ、学校の外に連れ出された後、病院に搬送された。
ウドムルト共和国の首長であるアレクサンドル・ブレチャロフ氏は、今回の銃撃事件を引き起こしたアルチョム・カザンツェフは精神神経科の診療所に情報が登録されていたと記者団に明らかにした。調査委員会の報告によると、犯人はナチスのシンボルが描かれたランニングシャツを着用し、頭を目出し帽で覆っていたという。
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