メルケル氏は、連邦首相ヘルムート・コール財団の開所式に出席し、その演説の中で焦眉の政治議題に触れ、自身がかつてロシアの指導者の言葉を真剣に受け止めるべきだと述べたことに言及し、今一度その重要性を強調した。
メルケル氏は「言葉を真剣に受け止め、これをはったりと思って無視するのではなく、真剣にとらえることは、決して弱さ、あるいは妥協主義の証拠ではなく、政治的賢明さの証拠だ」との考えを示した。
南ドイツ新聞によると、メルケル氏は、自分は核兵器に関するロシア大統領の発言のことを言おうとしていると率直に述べた。
関連ニュース