決議案では「ロシアが、国際的に認められた国境内のウクライナ地域で、違法に住民投票を行った」と非難された。ロシアの行為は違法とされ、4地域の地位を変更する根拠とはなり得ないと指摘された。
理事国15か国のうち、中国、ブラジルなど4カ国が棄権し、10カ国が賛成した。
米国およびアルバニアは、すべての国、国際機関、専門機関に対し、「ウクライナのドネツク、ルガンスク、ヘルソン州、ザポロジエ」の地位の変更を認めないよう呼びかけた。また、4つの地域のロシア連邦への併合を認めないことも呼びかけた。さらに、ロシア政府に対しては、ウクライナからの軍の即時撤退を求めた。
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