イーロン・マスク氏「露国営メディアにもいい点ある」

米実業家でテスラCEOのイーロン・マスク氏がスプートニクやロシア・トゥデイといったロシア国営メディアについて、「いくつかの肯定的な点」があるとみなしている。米政治専門紙「The Hill」が伝えている。
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この発言はマスク氏がツイッター社の買収契約を破棄しようとしている問題で、同社とマスク氏の間で起こった法廷争いのなかで明らかになった。
ロシア軍によるウクライナにおける特殊軍事作戦が始まって10日あまり経った3月5日、マスク氏はテスラ社の元重役のアントニオ・グラシアス氏に対し欧州連合(EU)によるロシアメディアの禁止について次のようなコメントを送ったという。

「EUはロシア・トゥデイなどのロシアメディアを禁止する法律を制定した。我々は彼らのIPアドレスをブロックするように言われた。実際には、彼らのニュースのなかには興味深いものもあるというのに」

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マスク氏はロシアのメディアには「ナンセンスなことも多いが、いい点もある」とみなしているという。
マスク氏は、「一部の国」から要請があるものの、自社スペースX衛星通信「スターリンク」がロシアの報道機関をブロックすることは拒否するとの考え示していた。
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