松本元死刑囚は遺骨の引き取り手として「四女」を指定したとされる。一方、次女が反発し、東京家裁での審判などを経て昨年、最高裁で次女への引き渡しが確定した。
NHKが次女の弁護士を引用して伝えたところによると、遺骨の引き渡しについて国と協議を行ってきたが「次女の安全が脅かされるおそれがある」とか、「遺骨が宗教的に利用される可能性がある」などとして、法的な根拠がないのに1年以上たっても応じないため、東京地裁に提訴した。
次女は「父の遺骨を政治的にも宗教的にも利用されたくない。娘としてただ静かに悼み弔いたいと願っている」と話しているという。
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