9月30日、ロシアのプーチン大統領はクレムリンで、ドネツク、ルガンスク両人民共和国、ザポリージャ、ヘルソン両州の住民投票の結果について演説し、その後、各地域の首長らとロシア編入に関する協定文書に調印した。その後、ロシア憲法裁判所は、これらの協定がロシア憲法に合致しているとの判決を下している。
ロシア上院(連邦会議)憲法委員会のアレクサンドル・バシキン委員は新構成体のロシアへの編入について、ロシア上下院が国際条約に対応する憲法と、協定が憲法に合致するかについてのロシア憲法裁判所の判決に照らして投票を行い、正式に決定されると説明している。
このためには、構成体のロシアへの編入に関する国際条約の批准法が下院で可決されることが不可欠となる。
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