ロイター通信がハリス補佐官の話として伝えたところによると、追加制裁の第一段階は12月5日に発動され、まずは露産原油が対象となる。その後、ディーゼル燃料にも制裁が課され、最終的にはナフサといったその他の石油製品にまで段階的に対象が拡大される。ハリス補佐官は、G7が12月に導入する露産石油の上限価格の具体的な金額については、まだ決まっていないとしている。一方で、ロシアが生産量を維持するよう促進するため、最も高い露産石油の限界生産費を超える十分に高い金額になるだろうとしている。G7は9月2日に財相会合を開催し、12月5日から露産石油の価格に上限を設定することで合意した。これに対しロシア側は、価格上限を適用する国には、露産石油の輸出を停止すると警告している。関連ニュース