EUのロシア産原油価格の上限で世界の石油市場は打撃=ブルームバーク

EUが、海上輸送のロシア産原油に対して価格上限を定めるとした新対露制裁は、OPEC+が日量200万バレルの減産を決めたことと相まって世界規模の石油市場に打撃を与える。ブルームバークが報じている。
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ブルームバークは「ロシアのエネルギー資源価格に制限を設けようとすれば、ロシアは外国向けの供給を停止するだろう。これについてはロシアは何度も西側諸国に警告を発してきた」と書いている
ロシアとサウジアラビアが30%の減産を決めたせいで、バイデン米政権は11月8日の上院選挙を目前に控えて、すでに立場を失っている。
OPEC+、日量200万バレル減産で合意 米バイデン政権にも痛手
ブルームバークは「ロシアとサウジアラビアの最高30%減産の決定はすでにホワイトハウスをショックに陥れた。米政権はOPEC+加盟国の説得に期待をかけていたが、実らなかった」と書いている。
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