リマレンコ知事はSNS上の自身のページに次のように投稿している。
「クリル諸島はロシアの領土だ。クリルの帰属をめぐるいかなる論争や国家の一体性を侵害する挑戦は受け入れられない。特にそれがウクライナの代表者らによるものというのはばかげている」
また知事は、2020年の領土割譲禁止を定めた憲法改正を念頭に、「サハリン州の住人を含むロシア国民は自らの選択を成し遂げ、この問題に終止符を打ったのだ」と主張している。
これまでにウクライナ最高議会は、「日本の北方領土に関する国際社会への呼びかけ」に関する決議を採択し、南クリル諸島に関する日本の立場を支持。ゼレンスキー大統領も「ロシアが不法占拠している北方領土を含む、日本の主権と領土の一体性を支持する」とビデオメッセージで発言し、日本との連携をアピールしていた。
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