9日未明発射のミサイル、2021年10月発射のSLBMと同型の可能性=防衛省

日本の防衛省は、北朝鮮が9日未明にSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を発射した可能性があるとし、2021年10月に発射された新型のSLBMと同型であるかどうか分析している。NHKが報じている。
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防衛省によると、発射された場所などからSLBMの可能性もある。また防衛省は、変則軌道で飛んだ2021年10月に発射された新型のSLBMと同型かどうか分析しているという。
韓国軍合同参謀本部は、9日午前1時48分ごろから58分ごろにかけて、北朝鮮が東部にある江原道文川付近から、日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表した。
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防衛省の推定では、2発はいずれも最高高度100キロ程度、飛行距離約350キロで、日本のEEZ(排他的経済水域)外の日本海に落下したとみられている。
北朝鮮がSLBMを発射したと公式に発表したのは2021年10月。一方、防衛省は今年5月7日に発射されたミサイルについて、2021年10月に発射されたものと同型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)だったと分析していることを明らかにした。北朝鮮の公式報道機関は通常、発射実験の翌日に発射データを発表しているが、この時はデータを発表しなかった。
北朝鮮は、米韓合同軍事演習の実施に対抗して、9月下旬から弾道ミサイルの発射を続けている。
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