共同通信の報道によると、骨は9日午後0時半ごろ、知床岬西側にある啓吉湾沿岸の洞窟内を捜索していた地元のボランティアが見つけた。北海道警斜里署によると、長いもので20センチ以上あり、ヒグマの骨の可能性もあるという。
北海道新聞によると、第1管区海上保安本部(小樽)は4日、知床岬付近で潜水士らによる集中捜索を行った。その際、行方不明者と同じ氏名がカタカナで書かれた交通系ICカードのほか、人骨とみられる骨15個が見つかった。この骨片についても、行方不明となっている乗客との関連を調べるため、DNA型鑑定を行う。
観光船「KAZU1」の沈没事故は4月23日に発生。今月で発生から半年を迎える。乗客・乗員19人が死亡し、現在も7人が行方不明となっている。
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